活字中毒

この3−4日の間に、何冊か本を読む。


金原ひとみ蛇にピアス」「アッシュベイビー」
穂村弘「もうおうちにかえりましょう」「回転ドアは、順番に」
リリー・フランキー「ボロボロになった人たちへ」


ゆさぶられて、そして何かがスコーンと抜けた。
私はやっぱり言葉が好きなんだと思う。
書いて表現すること。
いや、表現するというのはオコガましくて、
ことばとことばの間からあふれ出てくる何かを受け止めたり、
伝えたりすることが堪らなく好きなんだってこと。


一方で、ついつい考えすぎてしまうけれど、
考えたところで、現実は変わるなんて事はなくて、
考えたところに行動が合わさって、世界がはじめて変化するってことを
改めて突きつけられた。
それが傷つくものであったとしても。


昇進したいとか思わないし、有名になりたいとか、
世界中の人に愛されたいとか思わない。
ただ、後悔だけしたくなくて、私自身に私の毎日を愛してもらえればいいや。